日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2013年11月15日

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11月11〜16日(イスラエル現地時間)
11日にはイスラエル・テルアビブにある「YAKIMONO」という高級日本食レストランで前夜祭開催。
12日には在イスラエル日本国大使公邸において日本酒の試飲会が地元の飲食関係者向けに開催され大盛況でした。
今回、誠に光栄なことに当蔵は単独指名されイスラエル入り致しました。
会場では私が日本国と日本酒の紹介プレゼンをした後、試飲会を行いました。在イスラエル日本国大使主催でここ1週間日本フェアーを開催中です。現在イスラエルでは寿司は有名ですが、まだまだ他の日本食や日本酒の知名度が低く、普及を目指して開催されました(左写真)。
前日には、サンフランシスコの名店「すし欄」のオーナー当銘(とうめい)様とシエフのトシ様によるマグロ解体ショーも開催されるなど、イベントづくしでした。

中央写真は、昼の空いた時間を利用して、在イスラエル・テルアビブにある商工会議所を表敬訪問し、これからの日本酒市場開拓について、いろいろと助言をして頂きました。

右写真はイスラエルにある超旨くて有名な、ワイナリーを表敬?(試飲)訪問致した時の模様です。
イスラエルは隠れたワインの名醸地として世界的に有名になりつつあり、今回訪問したワイナリーでも約30種類ものワインを利き酒させて頂きました。噂に違わない旨さを持った赤ワインの数々でしたが、とりわけすごかったのは、写真の2005年もの赤・マルガリータでした。
繊細で上品で旨み溢れ、切れ味最高のワインでした。日本国大使館の参事官直々の紹介だったこともあり、格安で購入することが出来て、超ラッキーでした。

今回のイスラエルでは他の地と違って、HPでは書けないほどの経験を致しました。
中東・特にイスラエルは、表明上はさわやかなホノルルのような気候で、超安全な町です。
しかしながら一方、近隣の国々と戦争寸前状態にあるということを実感致しました。
街中にはライフルを持った警察官が巡回していて、海上には2人乗りのボートで前方の人が常に立って周りを見回していて海上沿岸をずっと巡回していました。

こんな中、最高の会を開催して頂いた佐藤大使・原田参事官・すし欄の当銘様・トシ様はじめ、たいへん数多くの皆様に大変お世話になりました。改めて深く感謝申し上げます。