日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2011年11月18日

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11月初旬
左写真は、続々と搬入されている兵庫県特A地区産の契約栽培された山田錦です。
当蔵の酒造りで使用する山田錦は、全て上記のお米で、全て、生産農家の皆様の名前が入っています。今年はここ数年で最高の出来。お米の検査では、特上・特がほとんど。写真のように今回搬入のお米は全て"特上”という最高級品です。酒造りはお米から。最高のお酒の出来が期待されます。

11月13日(中央写真)
東大駒場キャンパスのファカルティーハウスにおいて、今年度秋季・全日本国際酒類コンクールの表彰式に参列致しました。突然の連絡でしたが、「梵・天使のめざめ」という樫樽10年貯蔵のお酒が、ソムリエやお酒のプロが利き酒して選ぶ公開利き酒会において、総合第1位となり、特別表彰・トロフィ−を受けました。
このお酒は、パイナップル・すももちゃん酵母で醸した甘酸っぱいお酒で、貴腐ワインよりも美味しいとの最高の評価を頂きました。10年熟成の為、1本2万円と、とても高価ですが、お問い合わせの予約で完売になりそうです。今年年末までに、販売開始される予定です。

11月14〜18日(右写真)
上海にある日本国領事館公邸において、泉総領事主宰の日本酒の会が開催され、誠に光栄なことに、当蔵が指名され、参加致しました。まだ日本酒の中国への輸入の解禁がされておらず、来年のお正月までにはとのPRを込めての日本酒の会開催となりました。
お客様はバイヤーの皆様はじめ中国のVIPの皆様ばかりでしたが、当蔵のお酒の評価は最高。「梵・夢は正夢はこの中で最高に旨いね!」などの声を数多くお聞きし、「何処で手に入るのか?」などのお問い合わせに、汗だくになりながらの対応となりました。

領事館公邸という歴史ある館で開催された会でしたので、財界人だけでなく、有名俳優なども多く参加されておられるなど、通常の日本酒の会とは違った、華やかで気品ある会となりました。泉総領事の肝いりで開催された会でしたが、予想を上回る大盛況。泉総領事はじめ、参加された皆様、領事館の皆様、JALUXEの皆様、和醸の山本様その他関係各位の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして、心から御礼申し上げます。誠に有難う御座いました!

これからも当蔵では、全力で、無添加の純米造りの本当に旨い日本酒を造り続けようと誓った会となりました。