2011年09月01日
9月1日 9月、早くも当蔵では、平成23酒造年度の酒造りが始まりました。
東日本大震災の後、酒米の生育も心配されましたが、たわわに実り(左写真)、例年以上の品質の酒米(福井県産五百万石)が刈り入れされました。
9月1日早朝、酒蔵の外では、まだ残暑残るなか、冷蔵管理された酒蔵の内は、凛と張り詰めた空気の中、初蒸しが始まりました。平野杜氏の顔も真剣でしたが(中央写真)、しっかりと蒸し上がって最高の状態で、室(麹室)に引き入れられました(右写真)。
当蔵では今年度、これから、数百本の仕込みを行う予定ですが、良酒醸造とともに、皆の安全を心の底から祈願するとともに、東日本大震災で被災した人達に少しでも勇気や元気を与えられるよう、そして日本の復活に少しでも寄与出来るよう、全力で頑張ってまいります!
今年も酒造りが出来ることを、当蔵一同、心から幸せに感じています。
|