2011年01月22日
1月21日 厳寒の酒蔵の中では、いよいよ「梵・超吟」の手搾りが始まりました。 「梵・超吟」は、今年の精米歩合は20%。当蔵の商品の最高クラスの純米大吟醸酒です。
朝一での搾り開始。十数人の蔵人達とともに凛と張りつめた緊張感のなか、私と平野杜氏が、一枚ずつ丁寧にモロミを入れた粕袋を舟と呼ばれる搾り機の中に千鳥に並べていきます。
今年度最初の究極のお酒のしたたりは、まさに涙が出るほど最高です。素晴らしい香りがあり、なめらかでまさに極致の旨さです。 これから熟成に入ります。
当蔵では究極の純米大吟醸酒(今年の蔵内平均精米歩合は38%)は、一年中厳寒に温度調節されている酒蔵の中で、タンク百数十本のモロミ達が6月まで搾られます。
これからも安全・安心に気を付けることを誓いながら、醸造の神様・松尾大社の大神様に心の底から感謝をした日となりました。
夕方、鯖江商工会議所・女性会の新年会に来賓として出席致しました(右写真)。 素敵な着物姿もまぶしい中、パワフルな皆様からは、大きなパワーを頂きました。 生け花もお琴も最高。踊りもとてもチャーミングで、松子デラックスのかぶり物まで登場という、多才ぶりに驚き心底感動致しました。 岡井会長様はじめ会員の皆様には心から感謝致します。最高に楽しい新年会でした。
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