日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2010年11月17日

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11月14日〜(香港現地時間)
超忙しい合間を縫って、香港入りしました。
香港で話題のビル(ザ・ワン)(左写真)が10月にグランドオープンし、超高級店が複数誕生し、香港っ子の話題・人気をさらっています。

誠に光栄なことに、複数店様で「梵」が中心銘柄として大人気となっていました。
「ボン・イズ・グレート!」お客様から掛けられた言葉です。

調度11月は、香港にある超高級百貨店・シティースーパー全店で、梵特集をしています(中央写真は、ディスプレーの模様です)。シティースーパー様全店で、全て冷蔵管理されながら製造年月の新しい商品ばかりを、販売されています。しっかりと、販売管理されていて、誠に頭が下がる思いでした。お客様の反応も抜群でした。

香港は、右写真のように、港に恵まれた風光明媚な土地に高層ビルが立ち並ぶ近代都市に変貌を遂げていて、現在の世界不況の中でも経済は活況を呈しています。

今回載せるかどうか迷ったのですが、右写真・中央は、ライバルの他のお店(○ャスコ)の酒類売り場の模様です。商品には、リーファー(冷蔵)の文字書きされたシールが貼ってあるのに、商品はすべて常温の陳列棚に並んでいました・・・。なんと活性生酒まで常温の棚にありました・・・。おそらく蔵元はここまで足を運んでいないのではと考えられます。冷蔵管理は販売にあたっての目的ではありませんが、日本酒の品質を保つ為の一番重要な条件だと考えます。同じ日本酒の蔵元として、少し暗い気持ちになりました・・・。