日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2010年07月26日

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7月24日
醸造の神様・京都の松尾大社の「醸の会」の総会に、妻とともに出席致しました。

総会では東京農大の名誉教授・小泉武夫先生の貴重なご講演がありました。
「麹」は中国由来の漢字で、「糀」は日本製の国字である(中央左写真)など、目からうろこのようなお話しに、皆様聞き入っておられました。確かに日本酒で使用するコウジは、お米で作る「糀」で、麦から作る「麹」ではありません。普段使われている漢字に日本製があるなど、思いもしませんでした・・・。

ご講演の後の懇親会は「梵・特撰純米大吟醸」での乾杯で開宴。「相変わらず最高に旨いですね〜」皆様から大変嬉しいお言葉を沢山頂きました。佐古宮司様もすこぶるお元気で、皆様と過ごす醸寿膳会席は、お酒も進み、まさに最高。外は36度C以上の酷暑の熱〜い京都での、極楽のような幸せなひと時でした。

7月25日は、地元・吉江神社の夏祭り。大祓い(おおはらい)の神事の後のお神輿は大変でしたが、その後のキリリと冷た〜く冷やした「梵」は、暑気払いにまさに最高。祭りの賑わいは夜まで続きましたが、深夜まで熱〜い夏真っ盛りですね〜。