日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2009年06月12日

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6月10日(サンフランシスコ現地時間)
今日も、数多くのお店を表敬訪問致しました。

名店「NOBORU(旧 SAKAE)(左写真・左)」様に、「梵・超吟」のビンが飾って会ったのにはびっくり致しました。サンフランシスコには輸出していないはずの商品ですが、お客様が日本一の酒だと、持ち込まれたそうです。誠に光栄ですが、ほっと安心致しました・・・。
ゴールデンブリッジの向こうにある名店「すし蘭(左写真・右)」様のご主人・当銘由盛(とうめよしもり)様が、今月末に、日本国の農林水産庁から表彰されるそうです。長年に渡り日本食・酒の普及・発展に尽力された功績を認められたものです。このお店では、誠に光栄なことに「梵・夢は正夢」が最高の酒としてメニューに記載されていました。今月中に農水省での表彰式に出席されるため、日本に来られるそうです。

中央写真は、「ずしパズル」様の写真です。酒メニューが無いお店で、ご主人自らがお酒の説明をして紹介しておられるそうで、ここでも、最高の日本酒として「梵・夢は正夢」が大人気で「梵・地球(ほし)」など、他の当蔵の商品もどれも人気商品でした。

ずしパズルのご主人は、こう言っては失礼ですが、ほんのちょっとオウム真理教の麻原彰行に似ていますが、プロの料理人としての卓越した技と温厚でお茶目な性格を持った、サンフランシスコの、まさにナイスガイでした。この世界的な不況の中、大勢のお金持ちのお客様で満杯状態でした。写真のように、冷蔵のねたケースの中には、新鮮なねたが満載・大量でしたが、目の前であっという間に捌かれて無くなっていきました。ご主人が手に持っているのは、グローブのような巨大なウニですが、これでも普通以下の大きさだそうで、味は予想に反して、飛び切り美味でした。
梵と素晴らしい料理との相性はどれも抜群。店内のお客様と意気投合してしまい、最後は皆様と日本流の三三七拍子で締め。あまりお酒を飲めない私ですが、少し飲み過ぎました・・・でも、最高の夜でした。

サンフランシスコのお取り扱いの各お店では、当蔵の梵の商品を、皆様しっかりと冷蔵管理し、お客様に適切に提案をして頂いていて、安心したというより、感謝の念で自然に頭が下がりました。

これからも皆様から常に旨い酒だと言って頂けるよう、そして期待に応えられるよう、真摯に頑張っていこうと自分自身にかたく誓った夜となりました。