日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2009年03月02日

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3月1日(NY現地時間)
気温がマイナスの温度の雪が舞う寒〜いなか、北米最大の食の祭典・インターナショナルレストランショーがNYで開催されました。当蔵はジャパンパビリオンの中に、日本酒の酒蔵として単独出展致しました(左写真)。

初日は日曜で大変な混雑。昨年は2万5千人以上だったそうですが、今年はそれを上回る人・人・人。世界中に配信されているNYの不景気がうそのようでした・・・。当蔵のブースにも大変な人数が押しかけてきましたが、「梵・夢は正夢」「梵・日本の翼」「梵・氷山」「梵・特撰純米大吟醸」「梵・地球」「梵・無濾過生原酒」など当蔵のお酒はどれも品切れになるほどの大人気。皆様から「ボン・イズ・グレート!ボン・イズ・ナンバー1!」と絶賛され、大変な人気でした。3日間しっかりとPRして参ります。

中央写真は、1日目閉会の後、表敬訪問したニューヨークタイムズ社です。2年前に新築されたそうで、まるで近代的な美術館のようでとても素敵でした。当蔵含めて、日本産の日本酒が、世界1旨い酒の一つだと、このニューヨークタイムズに記載されるように、これからも頑張って参りたいと存じます。

右写真はそのニューヨークタイムズ社のビルの隣につい最近出店された和食店・田舎屋様です。天井が高〜い炉辺焼き屋さんで、スタッフやお客様による店内での餅つきもあるパフォーマンスは、まるで劇場のようでした。大きな片口(丼くらいの大きさのお酒を入れた器)での枡酒注ぎもあり、料理も抜群で、価格が比較的高い設定にもかかわらず、私達が訪問した時はとても流行っていました。NYで今まで無かったこういう飲食形態がNYの地元の人達(外国人)にどこまで受け入れられるか見物ですね。

NYでは、さまざまな食の風が吹いています。これからも、いろいろな飲食形態ができたとしても、最後に支持される基本は、やはり本物の旨さだと感じた一日でした。