日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2008年07月12日

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7月12日
ISC(インターナショナル サケ チャレンジ)2008の審査結果発表会・授賞式が、六本木のグランドハイアット東京4Fラベンダーの間で開催されました。

この会は、ワインと日本酒合計で約1900銘柄を、各部門ごとに、日本人と海外審査員合計32名もの酒のプロの専門家が審査する、世界的に権威ある酒類審査会です。

当蔵は、大変名誉なことに、出品した4部門全てで銀賞以上に入賞致しましたが、特に、純米吟醸部門において「梵・吟撰」がトロフィー(金賞受賞の中で第1位)に輝きました(左写真)。授賞式ではあまりのうれしさに、私の顔がとても大きくなっていますね〜(中央写真)。

実は、日本酒の審査会は7月8日に終了して、審査結果が出た11日に、突然日本酒造組合の事務局から連絡があり、トロフィー受賞を知り、急遽、参列致しました。

世界的に権威ある酒類審査会だけあり、授賞式には高円宮妃殿下がご臨席されておられました。妃殿下には、2004年の高円宮杯フェンシングワールドカップ福井大会以来の拝顔となりましたが、相変わらず素晴らしくご堪能な英語のスピーチを頂くなど、誠に光栄に存じました。ワインの醸造家などは、審査が日本酒より早かったこともあり、海外から馳せ参じての盛大な授賞式でした。司会も含めてすべて英語での進行だったのが、さすがで、とても新鮮でした。
ただ一つ残念だったのは、日本酒部門の審査終了は授賞式直前だったため、日本酒蔵元に贈るトロフィーが間に合わず、表彰状のみでの授賞式でした。「梵」の銘柄を入れてトロフィーが完成するまでしばらくかかるそうです。
記念撮影では、なんと妃殿下と一緒に記念撮影。とてもとても緊張致しました(中央写真)。

その後のパーティーは、グランドハイアット東京様の素晴らしい料理(右写真)とワイン・日本酒でした。正直、6時頃から深夜まで(私たち日本酒蔵元は早々に退席致しましたが・・・)には大変驚きました。トンボ帰り致しましたが、熱い六本木の夜は最高でした。