日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2008年07月02日

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7月1日
今日は、フルネット株式会社様という、日本酒の啓蒙・普及に尽力されているイベント会社の創立20周年の会が、明治記念館という最高のロケーションの会場で開催され、私も参加致しました。

まず、日本酒新時代と題して、シンポジュームが開催されました(左写真)。一部は講演会からはじまり、その次のパネルディスカッションは著名漫画家はじめ雑誌・大学、放送と多彩人物での飲み手として新しい飲み方などの提案などの含蓄のある会でした。その後は、造り手(名杜氏2人・蔵元杜氏2人)のパネルディスカッションでしたが、これもまた本音で語られた素晴らしい内容でした。

懇親会は、フルネット・中野社長の人材ネットワークの広さから、会場満杯のお客様で大盛況でした。そこで、なんと、私が最初の来賓の挨拶に指名され、祝辞を述べさせて頂きました。中野社長からは、「会場でインタビューするかもしれないから」とだけ言われていたのですが、まさかお歴々のご来賓の皆様を代表して最初の祝辞を述べるなど思ってもいなかったので、超上がってしまい、中野社長への感謝の気持ちを祝辞に託しただけの言葉となってしまったことが大変申し訳無く存じました。

懇親会は、日本中の酒蔵からのお酒でまさに圧巻。素晴らしい日本酒達とともに全国からはせ参じた皆様に囲まれて幸せでした。その上、しっとりとした素晴らしいピアノの弾き語り(中野社長の石川県時代からのお知り合いで、私の記憶が確かならば たしか徳島県ご出身の石橋和子様・とてもキュートで素敵なジャズシンガーです。右写真中央写真・私の隣)まである、まさに桃源郷のような素敵な懇親会でした。

フルネット様は、この20年間、日本酒業界にあって、本音で活動してきたため、凄い逆風も受けながら、常に正しいくさびを打ち続けてきた会社です。私とも何度も激しいやり取りを致しましたが、本音は、中野社長は、日本酒の発展を心から願っていると理解してから、中野社長を見る目が変わりました。人間はなかなか歯に衣を着せないでは、話ができませんが、中野社長はいつも本心です。なかなかできないといつも感心しています。

私はまだまだ若くあまちゃんで、子供のようなので、もっと大人になって、日本酒の発展のためにもっともっと頑張りたいと常に思って行動しています。

今回の日本酒シンポジュームと懇親会に参加させて頂いて、”元気と勇気”を沢山もらいました。
日本酒の発展にはチームニッポンの心意気がとても大切です。うれし過ぎて、あまりお酒は飲めませんでしたが、最高の夜となりました。

中野社長はじめフルネットの皆様の益々のご活躍を心からご祈念申し上げます。