日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2008年06月21日

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6月19〜21日(ホノルル・現地時間)
19日
ホノルルの日本文化協会において、共同貿易グループのチェリーカンパニー様主催の日本フードショーが盛大に開催されました(左写真)。
過去最高の入場者数となり大盛況でしたが、今回11回目を迎えるに当たり、影日なたに頑張っておられた女性スタッフ(左写真・中央)に、開会式の時に、特別にレイが贈られました。さすがハワイでの粋な感謝の表し方だと感じました。こういうスタッフはじめ皆様の地道な活動が、今の日本食文化の発展・展開を導いているのですね。
会場での当蔵ブースも大盛況で、あっという間の閉会となりました。今まで高い日本酒の市場がなかなか根付かないと言われていたハワイ市場ですが、多くのお店から「是非梵を扱いたい!」との強い要望は、市場の成長を感じさせました。しっかりと市場調査をして、対応していきたいと思います。

20日〜
ホノルル市内のお取扱店様への表敬訪問・市場調査に出かけました。
素晴らしいお店も多くありましたが、思っていた通り、他の輸入業者(複数)が輸入した日本酒は、製造年月が今から1年〜2年以上も古い商品が、平気で棚に並んでいました(中央写真・中央)。おそらく酒蔵は知らないと思いますが・・・。当蔵の日本酒は、すべて冷蔵管理でお取り扱われていましたが、同じホノルル市場で○と×の商品が並ぶという現実を早く是正してほしいと要望致しました。

今回の海外出張も最後となり、ず〜っと日本食ばかりだったので、ステーキを食べに行きました。でも、ここでも、オーナーが出てくると、試飲を薦めて営業となってしまいました(右写真・中央)。ちなみに「梵・夢は正夢」を飲んでもらいました。「ボン イズ グレート!」一発で商談成立。冷蔵での管理をお願いして、会食となりましたが、このような漫画みたいな営業ができたのは、商品品質が素晴らしかったためです。改めて蔵内の皆に心から感謝致しました。
昼に同行したお店「チャンピオン」様でも言われたことですが、「ボンは最高級のシャブリやロマネコンティー以上に素晴らしい!」とてもうれしい最終日となりました。

ホノルルの街の夜景(右写真・右)がとてもきれいでした・・・。