日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2008年04月08日

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4月5日
福井ワシントンホテルで県酒造組合主催の春の利き酒会(春の宴・和の宴)開催。
今年は過去最高の400名の参加の大盛況で、当蔵ブースでは生原酒が大好評でした。
(写してもらった写真が皆、ピンボケでした・・・。)

4月6日
アメリカから、ジャパンソサイティー(日本文化協会)オブ ボストンの理事長(ピーター・グリリ様)ご夫妻ご一行様が当蔵を表敬訪問されました(左写真)。

日本文化を広くアメリカに伝導されている皆様で、グリリ様は、その功績から、天皇陛下から勲章を頂いているほど高名な人物です。今回の日本訪問にあたって、当蔵訪問を強く希望され、誠に光栄に存じました。

利き酒とともに、大変ご熱心に工場見学され、当蔵独自の製造システムから原料の扱い方まで、専門的な質問をされ、日本文化への造詣の深さが感じられました。大変有り難いことに皆様から、「ボン イズ グレート!!」と感嘆のお言葉を頂きました(中央写真)。

地元には、半径10キロ以内に越前漆器会館と越前和紙の里があり、せっかくなので、こちらも見学して頂きました。越前漆器会館では野村会頭・牧野市長・土田漆器組合長様はじめお歴々でのお出迎えとご説明(右写真)。
和紙の里では、石川満夫様ご一家と、山田組合長様のお出迎え。石川家の心のこもった、若奥様とお孫様お手製の焼きたてパンのサンドイッチに大変感激されておられました。ギリリ様には実際に紙漉き体験して頂くなど、皆様、越前和紙の素晴らしさに感動されるとともに、和紙作り体験など等大変楽しんでおられました。
ご協力頂いた皆様には、この場をお借りして、心から深く深く感謝申し上げます!

皆様には、地酒「梵」と越前漆器と越前和紙は、まさに伝統文化の王道だと言われました。

「アメリカで、越前文化の発信をしたい。」と約束されて、桜咲く春爛漫の福井を離れられました。ボストンでの再会をお約束致しました。