日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2007年12月08日

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12月7日
11月30日に続いて再び、有楽町にある日本外国特派員協会(外国プレスクラブ)において、日本を訪問されているオランダ・ソムリエ協会の会長・ヤン・ファン・リッサム様(左写真・左)をお迎えして開催された日本酒のティスティングの会に参加致しました。
酒蔵は、4蔵元(梵・大七・福寿・御前酒)のみ。食前酒・食中酒・食後酒のそれぞれのお酒をブラインドでのティスティング。いろいろな味わいの違いを数時間かかって確かめました。今回は、オランダをはじめとするヨーロッパへの輸出をする上で、日本酒の特性・品質を探求するのが目的でした。

実は、誠に有難い事に、当蔵の「梵」はすでにオランダ・アムステルダムにも輸出されていて大変高い評価を頂いております。昨年アムステルダムで開催されたフェアーに、私と妻が来蘭してヤン様とお会いして親交を深めている為、まるで旧友のような紹介をされ、照れてしまいました。今回のブラインド・ティスティングでもヤン様をはじめとする皆様から、「梵」のお酒に大変高い評価を頂きました。

今回、外国特派員協会の中村様はじめスタッフの皆様と、素晴らしいセッティングして頂いた黒田様には、大変お世話になりました。この蔵元日記の場をお借りして、心から御礼申し上げます。

海外での日本酒の限りない可能性を感じさせる、一日となりました。