日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2007年10月26日

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10月21日
福井県越前町(旧 宮崎村)で山田錦の刈り入れ(かすなもんの酒)が行われ、当蔵も参加致しました。

手刈りして、はさば(稲干し場)に掛けるという、地元の皆様総出での稲刈りでした。
この契約栽培の田んぼが今年の最後の刈りいれとなりましたが、今年の実りも素晴らしいものでした。中央写真は、お世話になった地元の女性の皆様です。皆様とてもお元気でした。旧 宮崎村の皆様には、心から感謝申し上げます。

一方、当蔵の酒蔵では、早くも今年度・新酒第1号(五百万石・純米吟醸)の初搾りが行われました。

最初から、自然吊り下げ(酒袋つり)・手搾り(舟掛け)(右写真)という、それぞれ特徴のある搾り方での初搾りという、こだわりです。
予想以上の素晴らしい出来の香りと味に、蔵内一同、ほっとすると同時に、今年も酒造りに携わることができた喜びを感じました。今の当蔵があるのは、支えて頂いている皆様のご愛顧があってこそです。この蔵元日記をご覧の皆様はじめ、ご愛飲頂いている皆様・関係の皆様には心から感謝申し上げます!

これからまさに酒造り本番。身が引き締まりながらも、皆で、楽しく精一杯頑張ろうと誓った日となりました。