日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2007年05月11日

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5月10日(香港 2日目)
午前中、香港での販売の中心の皆様に、当蔵の日本酒「梵」の利き酒・スタッフトレーニングを致しました(左写真)。
「梵」のそれぞれの商品の製造説明から、香り・味のテイスティング、そして相性のいい料理等の説明、その後、実際に簡単な料理とのマッチングを確かめるなど、販売現場で一番大切な説明を取り入れた、中身の濃い研修を直接指導致しました。私は広東語はしゃべれませんが、スタッフの皆様の和気あいあいとした中での「梵」に対する真剣なまなざし・態度は、とてもすがすがしく、これからの香港での日本酒の発展に大きな期待を抱かせるものでした。

スタッフトレーニングの後、現地プレスの取材を受けました。通訳をはさんでのインタビューでしたが、とても素敵な女性の記者さんも、当たり前ですが、不思議な音楽のような広東語(私には全くわかりませんが・・・)で話されるのがとても新鮮でした。現地美人の現地語って、マッチしますね〜!(中央写真)

午後からは、なだ万シャングリラ様をはじめとする、各店様を多数、表敬訪問致しました。皆様、とてもきっちりと冷蔵管理され、適切にお客様に提案されているご様子に、頭が下がる思いでした。皆様のご期待以上の日本酒を造り続けていくことを約束致しました。(右写真は街中の様子です)

途中、香港福井県事務所を表敬訪問。北川所長様にお見送りまでして頂き、恐縮に存じました。ご家族の皆様ともども、ご健康と益々のご活躍をご期待申し上げます。

香港タイムズスクウェアーにあるシティー・スーパー・ジャパン様では福井県コシヒカリを販売していました。5kgが300香港ドル≒4500円。評判はいいようでしたが、福岡県のお米などより安いのには、正直驚きました。また、魚沼産コシヒカリなどは、2Lの紙パックで売られていて、高くても買いやすく人気でした。容器と価格の面での工夫が必要だと感じました。

夜遅くから、市場近くで食事。地元の人で賑わう市場近くのお店だけあって、安くて美味しく、はしご致しました。でも・・・香港ビールだけは?でした。日本製のビールや日本酒は、やはり高品質だと実感致しました。最後にインペリアルホテルそばの地下ロンドンパブでギネス。ここではとんでも料理が出て来て、?!。大陸を感じた一日でした。
11日も予定がびっしりです・・・。