2007年02月19日
2月19日 現在、暖冬ですが、完全冷房された厳寒の酒蔵の中で、すべて純米酒造りの真っ只中です。 当蔵が今年挑戦している、精米歩合11%の山田錦を使用した”夢の純米大吟醸酒”のモロミが最終段階となりました。大変難しい日本酒造りですが、昨年までの精米歩合15%のお米を使用しての経験を最大限生かして、大変順調に醗酵しています。モロミは、柔らかで上品で、気品を感じさせる素晴らしい香りが出ていて、今まで当蔵が経験したことが無いような、さわやかで透明感のある素晴らしい深い味がします。
当蔵では、この夢のプロジェクトはタンク番号から”101プロジェクト”と呼んでいて(左写真)、あと、数日で搾る予定ですが、昨年以上の出来に期待が膨らみます。
昨年までの杜氏補佐から、今年の造りから第一杜氏に昇進して、現場を引っ張って頑張っているのは、平野明杜氏(岩手出身の33歳・中央写真 左・右写真 右)です。当蔵の、日本一難しいとうわさされる日本酒造りの中心人物で、厳しい造りに生きがいを感じて頑張っています。 平野杜氏さんはじめ、現場の皆の頑張りには、本当に頭が下がります。当蔵のお酒には、皆の日本酒に対する、あふれる心意気・情熱が込められています。皆には心の底から感謝しています。本当に本当にありがとう!!
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