日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2006年11月26日

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11月26日
今日は、山田錦の栽培県・兵庫県は三田市にあり、食のプロが通う店として有名で、素晴らしい料理処として知る人ぞ知る「こにし家」様で、梵の蔵元を囲む会が開催されました。当蔵の山田錦の契約農家の皆様の近くにありながら、いつも、時間が無くて、是非一度は訪れたいと願っていたお店です。(左写真は、こにし家様のご主人と奥様です。)

今回は、尼崎の超こだわりの酒専門店・ワールドの田辺様(中央写真の真ん中で立っている人です)主催の会でした。当蔵に以前、酒蔵見学にお越し頂いた懐かしい方々もいらして、心温まる会でした。ワールド様は、当蔵の超限定酒ばかりをご愛顧頂いていて、今回も、お店限定の「梵・真打 吉平(しんうち きちべえ)原酒」等などという、超レアなお酒達のオンパレードに「梵・超吟」も影が薄く感じるほどでした。「梵・吉平」のお燗酒もバッチリで、皆様に堪能して頂きました。皆様から「梵・真打 吉平 原酒」がいつも安定して素晴らしく旨いと絶賛して頂きました。でも、超、お店限定酒なんです・・・。

そして、何と言っても素晴らしかったのは、厳選された食材とともに、本物の味を追及された技を感じるお料理の数々でした。いくらのゆず仕上げの、旬のプチプチ感が残る上品で絶品の旨さをはじめとして、大間のマグロ・ふぐはもちろん、からすみなどの貴重品から、季節の野菜や豆腐といった地物まで(とても書ききれませんが・・・)、その旨さは、世界中の料理を食している私でさえ、まさに感動する程旨かった!プロが通う名店だけのことはあるお店でした。(この蔵元日記をご覧の皆様にも試食して頂きたかった・・・)

食に心を入れられ、地物も大切に扱っておられる、こにし家様のご主人と奥様には心から敬意を表します。素晴らしいお酒の提案を頂いた田辺様と、遠路お集まり頂いた皆様には心から感謝申し上げます。是非、また私を呼んで下さい。絶品のマッチングでした。

右写真の私の左・藤本様は脳外科のお医者様(私と同じ歳で、美人の素敵な奥様とご一緒に参加されていました。)ですが、今回のような超楽しい宴席の私の脳内はどうなっているんでしょうね〜。かなりの興奮状態は自覚しましたが・・・。
鯖江・地元の夜の会出席の為、早退したのがとてもとても残念でした・・・。