日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2006年08月14日

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8月旧盆
 当蔵で恒例の夏のお祓い(お神楽の獅子舞・伊勢の山本源太夫)を蔵内で舞ってもらいました。外は35度Cの酷暑でしたが、酒蔵の中は全館・3〜4度Cという別天地でのお祓いに、獅子舞ご一行様も快適そうで、いつもより激しく大熱演(左写真)長〜く舞って頂きました。このお祓いは、酒蔵で働く人々を含む、関係の皆様全員の家内安全・健康と、当蔵のお酒の豊潤な熟成、そして日本酒の発展を祈願して、毎年行っているものです。お獅子さんには、素晴らしいお酒となるよう、激しい舞で悪霊を祓ってもらいました(中央写真)。
 最後に当蔵の社員全員の頭をお獅子さんに噛んでもらい、全員の健康・長寿を願いましたが、笑ってしまうのが、私の頭が大きくて、お獅子さんが思わず「大きいて、はさめん・・・」とつぶやいていたことでした。普通、頭を縦には、はさみませんよネ・・・。大笑いされました。

京都・鞍馬寺に行きました。源義経が若い頃、天狗と一緒に修行した寺として伝えられる寺です。盆地で夏暑いことで有名な京都にありながら、北の端にあり、まるで別天地のような、さわやかな自然の山で、神々がお住まいになっていると感じる山頂にありました。寺までの道(右写真)には、ロープウエーもあり、ちょっとした登山のようでした。妻と二人、森林浴させてもらいました。