日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2006年07月29日

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7月28日
 愛媛県松山のお酒の会(マルチンルターの会・青松会)に、妻と二人で蔵元ゲストとして参加致しました(左写真)。とても変わった名前のお酒の会ですが、皆様の酒に関する知識と情熱、そして実践は、私が今まで関係した酒の会のなかで、トップクラスの行動派だと思います。とにかく酒に対しては妥協が無く、当蔵にも数度、蔵見学にお越し頂き、真剣な質問の連続と、当蔵の日本酒造りに期待する心に胸が熱くなったものでした。

 今回、皆様の要請で松山入りしましたが、皆様に持参のお酒を堪能して頂きました。由井会長・鶴田社長様をはじめとする会員の皆様には大変お世話になりました。会場は東京第一ホテル松山様の11階の特別室で背景に松山の夜景が大パノラマとなっている素晴らしい環境で、料理長が腕によりを掛けた絶品の海・山の珍味の数々と、誠に幸せで御座いました。ホテル社長の野村忠秀くん(中央写真 右)はYEG(日本商工会議所青年部連合会)で、過去、私が全国の副会長・彼が専務という縁で、今回も大変お世話になりました。
 女性会員の皆様の心温まる対応をはじめ、関係者の皆様には2次会・3次会・4次会そしてと、私と妻も、弱い身体ですが深夜までなんとかお付き合いさせて頂きました。皆様にはこの場をお借りして深く感謝申し上げます。誠に有難う御座いました。

7月29日
 せっかくだからと、道後温泉(中央写真)と松山城に行ってきました。温泉は宮崎アニメでおなじみの「千と千尋の神隠し」の舞台の建物でした。百年以上建つ木造建築はレトロで重厚で素晴らしく感激してしまいました。市内には路面電車が走り、街中は観光ボランテイアが案内しているなど、”坊ちゃん”の松山は最高でした。

 瀬戸内しまなみ海道(右写真)を車で帰りましたが、こちらも先日までの大雨がうそのような、この蔵元日記をご覧の皆様にもお見せしたい本当に素晴らしい風景でした。