日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2006年07月05日

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7月5日
 サッカーワールドカップドイツ大会準決勝で、惜しくも地元ドイツが負けて決勝進出ならなかった今日、ドイツから素敵なハガキ(左・中央写真)が奥寺康彦様から届きました。
 今回のワールドカップにおいて、ドイツ総領事を通じて、日本代表チームに当蔵から「梵・夢は正夢」を贈り(5・6月の過去の蔵元日記参照)、ブラジル戦で先制点を挙げるという夢の一端を見せて頂きましたが、日本は残念ながら予選突破ならず、夢の続きは次会へ持ち越しとなりました。
 奥寺康彦様はサッカープロ選手日本人第1号となられ、ドイツで黒豹と呼ばれるほど大活躍した日本サッカー史上に輝く英雄で、私が心から尊敬するスポーツマンです。右写真は奥寺様が、以前当蔵を訪問された時、醗酵タンクのふちで、利き猪口を片手に利き酒しているところです。奥寺様は以前より、梵の大ファンを公言しておられ、誠に恐縮に存じておりましたが、今回の心憎いプレゼントに、感激致しました。
 ドイツ大会の大切な記念としたいと考えると同時に、奥寺様がサッカーに掛ける情熱を手本として、皆様に心から喜ばれる・誇りとされる日本酒を、完全無添加の純米酒造りで頑張っていこうとあらためて誓いました。