日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2006年05月21日

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5月20日(ドイツ・デユッセルドルフ日時) ドイツ日記A   
いよいよ「日本デー」の大イベントだった早朝5時頃から大雨・強風となり、ライン河沿いのイベントが、花火を含めて、残念ながらすべて中止となりました。遠くこのイベントだけのために日本からドイツに来た関係者・数百人は皆が大変残念がりましたが、昨年は遠くミュンヘンや国外から百万人もの参加者だったので、9時頃、中止か開催かは大変難しい判断だったようです。結果として午後から雷雨を伴う強風だったので、領事館の判断は正しかったようです。

サッカーワールドカップの日本代表選手・関係者に「梵・夢は正夢」を中心とした今回ドイツに来ている酒蔵の日本酒を贈るため、領事館を訪れました(左写真)。日本サッカー関係者は領事館のすぐ隣のホテルで滞在し、ドイツ・ボンでの合宿が予定されています。田中総領事が快諾されて、サッカー日本代表チームに「梵・夢は正夢」を贈ることが実現したのです。今回、日本デー中止で上げられなかった花火をドイツと日本チームが決勝リーグであたったら上げようかな?などと悩んでおられました。日本代表チームの大活躍を心からご祈念申し上げます。

日本デーの中止を受けて、ライン河沿いに建つ尖塔の頂上の部屋という最高のロケーションで日本総領事主催の晩餐会が開催され、当蔵も招待されました。市長の「天候に恵まれずとても残念だった」とのスピーチからはじまり(中央写真)、来年はよろしくとのことでした。田中総領事は着任したてで、なんとスーツが盗られたそうで、Tシャツ姿での参加(右写真中央)など、フランクで楽しい会で、外は大雨の天候のなか、真夜中まで続きました。でも本音は・・・日本デーに参加して皆様に試飲して頂きたかった・・・残念です。

2日後はフランクフルトでのレセプション&利き酒会が予定されています。また、ご報告致します。