日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2006年05月20日

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5月19日(ドイツ現地日時) ドイツ日記@
ドイツ・デユッセルドルフで開催されている「日本デー」に、日本の酒蔵代表(日本酒造組合中央会後援)として、日本酒輸出協会代表の松崎晴雄様と一緒に参加しています。フライトに約12時間かかり、日本時間から7時間遅れての時差があります。現在サマータイム中なので、朝5時ごろから夜10時頃まで明るく、まさにヨーロッパの初夏の最高の季節です。もうすぐ6月8日よりサッカーワールドカップ・ドイツ大会が開催されるので、喧騒前の静けさといったところです。

今回の「日本デー」は3回目で、市内のホテルでの日本の研修会(左写真)で、日本の文化を代表する日本酒の利き酒会(中央写真)を開催致しました。当蔵からは「梵・夢は正夢(Dreames come true)」と「日本の翼(WING OF JAPAN)」を提案して皆様から「素晴らしく美味しい(ドイツ語でレカー)」と大変な人気でした。ドイツの酒類市場では、まだまだ日本酒はマイナーで、やっと純米吟醸酒などが店頭にある程度です。レストランなどでは、デユッセルドルフの地ビール・アルトビール(アロマホップを使った上面醗酵の香りの高い、赤銅色のビールです。ちなみに日本のビールは酵母が沈殿する下面醗酵が一般的です。)とともに、白くて親指より太い、旬のアスパラガスが大人気で美味しく、サーモンソテーと一緒に美味しく頂きました(右写真)。

20日は「日本デー」をより多くの皆様に理解され楽しんで頂くために、ライン河沿いにステージが設置され、数多くテントが並ぶなど、約100万人の参加者が予定されています。
”日本の酒文化ここにあり!”日本酒の酒蔵代表として出展して日本酒を皆様に飲んで頂きます。またご報告致します。