日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2005年10月03日

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9月25日〜9月30日(NY出張)
アメリカで、全米日本酒歓評会 公開利き酒会(ザ・ジョイオブ サケ)が27日・NYパックビルデイングで開催され、当蔵からの出品酒は、すべて受賞(ゴールドメダルが3点・シルバーメダルが1点)致しました。北陸3県からの出品酒では当蔵だけがゴールドメダルに輝きました。その上、1つの酒蔵で3点以上ゴールドメダル受賞し、同時に出品酒すべて入賞したのも、全体で当蔵だけという快挙でした。
(受賞酒)
「梵・特撰純米大吟醸」「梵・ときしらず」「梵・吉平」「梵・夢は正夢」
(*ときしらず・吉平は、現在、米国輸出しておりません)

約1000名もの参加者の大盛況のなか、うれしいことに、当蔵の日本酒はどれも大人気で「ボン イズ NO.1」「ボン イズ スペシャルエクセレント」と賞賛され、地元のニューヨーカー達がさかんに当蔵の酒瓶を持って記念撮影していました。

NYでは日本酒の人気が高く、和風レストランから市民の食卓にまで少しずつ浸透してきて、ブームから定着の段階に入っています。フレンチレストランなどでも、日本の懐石料理のような提案をするお店が人気となっていて、これからの日本酒の無限の可能性を感じました。これからは日本国内と同じように、アメリカでも、日本酒の品質面での二極化が進むと考えられます。当蔵ではこれからも、本物と言われる完全無添加の純米酒で世界市場を切り開いていきたいと考えています。本物はしっかりと海外でも評価されています。梵をロックで楽しむ。本場ジャズを聴きながら、味の骨格のある、当蔵の純米酒ならではの最高の楽しみ方を広めたいですね。