日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2005年09月19日

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9月18日
近松門左衛門の生誕の地である・福井県鯖江市吉江町の当蔵において、「近松の夕べ」が開催されました。宇崎竜童様の奥様・阿木耀子様をはじめとして、19日の近松フラメンコをご公演頂く関係の皆様をお迎えして、観月の夕べが、当蔵において開催されました。阿木耀子様は、とてもとても可愛く、少〜し天然気味で、私の奥さん(綾子さん)と同じ雰囲気を持つ美女でした。知事・市長様をはじめとして、マスコミ関係・地元の皆様を含む約一千名を当蔵にお迎えして、盛大に開催されました。このイベントは、近松を地元の宝としながら、地物と当蔵の日本酒をコラボレートして開催する、地元感謝イベントで、予想をはるかに越える大人気でした。皆様が当蔵の周りで大混雑となり、長い時間待機頂いた皆様や、ご入場頂けなかった皆様には、大変申し訳なく、本当に恐縮に存じました。提供させて頂いた、特別の無ろ過生原酒・純米大吟醸酒を、この蔵元日記をご覧の皆様にも、是非飲んで頂きたかった・・・「すご〜く美味しい」の声が、会場で響いていました。
翌19日
地元・鯖江市文化センターにおいて、近松フラメンコが開催されました。午後3時からの公演に、満杯のお客様で、素晴らしいフラメンコに酔いしれました。「う〜ん、本物は違う!」国内はもとより、スペインなどの海外公演でも絶賛された感動のショーに、鯖江に集った観客の皆様全員が口にした言葉です。観客全員のスタンデイング・オーベイションで素晴らしい講演を讃えました。
旦那様の宇崎竜童様も国内最後の公演ということで、急遽、公演の最後に、ギターと歌で参加されて、素晴らしいエンデイングを迎えました。
近松門左衛門が描く、「愛」は、人に対する優しさがテーマです。今回、数多くの皆様のご協力により、近松のイベントは大成功に終わりました。ご協力頂いた関係の皆様に深く感謝申し上げながら、この蔵元日記の場を借りて、御礼申し上げます。誠に有難う御座いました。