日本の酒文化「梵」蔵元日記帳
日々の蔵元の感じたことや酒造りのことなどをご覧下さい
2005年08月09日

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8月8日
昨年7月の豪雨によって中止となり、2年ぶりに開催された福井フエニックス祭の最後を飾る、大花火大会が、豪雨被害にあった足羽川・河川敷で盛大に開催されました。昨年は全国から、豪雨被害に対してボランテイアの皆様をはじめ、多くの援助を頂いて、なんとか普通の生活に戻りましたが、まだまだ本格復旧したとは言えません。市民は、強雨がくると、昨年の豪雨を思い出して、身構える毎日です。実際、家や田んぼを手放したりした人が数多くいます。家や工場が無事だった人達も、再度の借金をして復旧したのが現状です。そんななか、豪雨にあっても生きていられた幸せを感じて、そして、ボランテイアをはじめとする皆様からの親切に涙しながら、市民は頑張っています。全国からの援助に対して、「ありがとう!」の仕掛け花火とともに、力強い復活の太鼓は、数千人集まった河川敷の人達を本当に勇気付けました。最後、数百mの長さの壮大な、ナイアガラの滝の仕掛け花火が終わると、祭を復活開催できた喜びとともに、割れるようなありがとうの拍手が湧き起こりました。妻と友人とともに観賞致しましたが、本当に心からうれしく・楽しい人込みでした。