2004年11月09日
11月8日 金沢国税局純米酒研究会 公開利き酒会が金沢国税局において開催され、私も利き酒をして来ました。出品数50以上の内、審査の結果、蔵元が出品酒に添付した、出品酒の目標とする酒質に、どれくらい近いかを審査しました。わかりやすく言うと、たとえば出品票に「さわやかな酒」と書いてあったら、それに近いかどうかということです。全体の出品酒の約1割が、全くそのとおりとして、写真のように赤札が付いていました。当蔵の出品した純米酒は、H15BY山田錦30%精白の純米大吟醸酒で目標としたのが、香りが「豊かで素晴らしい吟香」、味が「骨格のある味で、深さとともにあと味の切れがよい」でした。利き酒していた他の酒蔵の技術者の多くの皆様から「いいがにできてるネ(金沢の方言で、良く出来ているネ です)」とお褒めの言葉をたくさん頂きました。正式な審査結果も、ほぼ、満点の評価で、赤札・全くそのとおりでした。この日本酒はまだ、熟成中の日本酒で、数年後に「梵・超吟」や「梵・夢は正夢」にブレンドされる日本酒です。順調に熟成されていることが証明され、蔵内一同、ホッとしています。
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